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初めてのオートキャンプで整える寝床
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- Nivos Outdoor 編集部
車で荷物を運べるキャンプでは、寝具を極端に小さく軽くする必要はありません。その余裕を、地面からの冷えを減らすことや、いつもの寝姿勢に近づけることへ使うと、初めての夜を過ごしやすくなります。ここでは主に、車を近くに置いてテントで眠る場合の寝床を考えます。車内で寝る予定なら、車中泊が許可された場所かも別に確認しましょう。
寝床は下から順に整える
最初に考えるのは、地面と体の間に何を敷くかです。テントの底や薄いシートだけでは、凹凸も冷えも十分には防げません。キャンプ用のマットを使い、季節に合う断熱性と、自分の体が収まる幅を確保します。
車で運ぶなら、収納の小ささより、横向きで寝ても腰や肩が底付きしないかを重視できます。厚みのある物でも保温性が高いとは限らないので、素材や構造、断熱に関する表示を確認します。普通の室内用の空気ベッドを、寒い地面でも暖かい物と決め付けないようにします。
コットを使えば地面の凹凸を避けられますが、体の下を空気が通るため、冷えへの備えは別に必要です。テント内に置ける寸法と脚が床へ与える負担も確認し、適した保護とマットを組み合わせます。
寝袋は夜の気温と自分の感じ方で選ぶ
昼間に暑かったからと、薄い寝具だけで出かけないようにします。現地の夜間の最低気温を調べ、寝袋の表示が快適さの目安なのか、限界を示すものなのかを確認します。寒がりかどうかや、その日の疲れによっても感じ方は変わります。
車に余裕があれば、調整用の毛布を一枚用意できます。ただし、毛布を足せばどんな低温でも眠れるわけではありません。初回は穏やかな季節を選び、手持ちの寝具で無理なく対応できる範囲に収めます。
家の布団を持ち込む場合は、湿気や汚れ、乾かす手間まで考えます。濡れると持ち帰りが大変になるので、防水性のある袋などで運び、地面へ直接置かないようにします。帰宅後に十分乾かせる場所があるかも、準備の一部です。
枕と幅は家で横になって決める
普段の枕を使えるのは、車で運ぶキャンプの利点です。慣れた高さなら、初めての場所でも首の位置を整えやすくなります。空気式の枕を使う場合は、いっぱいに膨らませず、寝姿勢に合う硬さを試します。タオルを巻くと感触を調整できることもあります。
マット、寝袋、枕を家で並べ、実際に寝返りを打ってみます。二人以上なら人数分を同時に置き、肘や膝がぶつからないか、出入口への通り道があるかを見ます。カタログ上の定員に収まっても、幅広い寝具と荷物を入れると窮屈になる場合があります。
就寝中に必要な眼鏡、灯り、飲み物は、手を伸ばして届く定位置を作ります。飲み物はふたを確実に閉め、寝具へこぼれない場所へ置きます。出入口を荷物でふさぐと、夜のトイレへ行く時に家族をまたいで歩くことになります。
寝るための乾いた服を分けて持つ
日中に着ていた服は、見た目が乾いていても汗や湿気が残っている場合があります。就寝用の衣類と靴下を袋へ分け、寝る前に着替えられるようにします。締め付けの少ない、普段から楽に着られる物を選びましょう。
寒いからと何枚も着込んで寝袋を窮屈にすると、寝返りが打ちにくくなります。服だけで補おうとせず、マットと寝袋の組み合わせを見直します。帽子などの小物は役立つことがありますが、暑くなったら調整できる位置へ置きます。
靴は夜露や雨で濡れない場所へ置き、すぐ履ける向きにします。トイレまでの道が暗い場合は、両手を空けられる灯りを各自で使えるようにします。裸足や歩きにくい履物で、暗い地面へ出ない準備が必要です。
結露と火気を寝床の問題として考える
テントは寒くても換気口を説明書どおりに使い、湿気がこもりすぎないようにします。寝袋が壁へ触れると、結露で濡れる場合があります。壁から少し離して寝具を配置し、濡れた雨具や靴を寝床へ持ち込みすぎないようにします。
暖を取るために、テント内でストーブ、炭火、調理用の燃焼器具を使わないでください。一酸化炭素や火災の危険があり、換気すれば安全という扱いはできません。寒さに対応できない時は、車や建物への移動、帰宅など、寝泊まりの計画自体を変えます。
車内で眠る場合も、エンジンをかけたまま寝ることに頼らず、平らで許可された場所、換気、温度、避難できる経路を確認します。車が近くにあるから、どんな夜でも安全に眠れると考えないことです。
設営は明るいうち、朝は乾燥の時間を取る
到着したら、夕食や遊びの前に寝床を作ります。空気が漏れている、部品が足りない、テントに収まらないといった問題も、明るければ対応しやすくなります。就寝前にもう一度横になり、マットの硬さと足元の冷えを確かめましょう。
翌朝は寝袋やマットの湿りを確認し、可能な範囲で風を通します。退場時刻までに乾かない物は、帰宅後すぐ広げられるよう分けて積みます。最初の夜に気になったのが寒さ、硬さ、枕、音のどれだったかを覚えておけば、次回は必要な部分だけを改善できます。