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開けた道の日差し対策
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- Nivos Outdoor 編集部
木陰の少ない尾根や草原では、休憩したくても日差しから逃げられる場所が見つからないことがあります。日焼け止めを朝に塗っただけでは、数時間の歩行を快適に過ごす準備として十分とは限りません。出発時刻、衣類、目の保護、休む場所を組み合わせて、強い日差しを受け続ける時間を減らしましょう。
日陰のない区間を先に見つける
地図やコースの写真から、樹林を抜ける場所と、再び日陰へ入れる場所を調べます。同じ距離でも、木の下を歩く道と、開けた斜面を登り続ける道では負担が変わります。写真が別の季節なら、葉の有無も違うことを意識してください。
日差しや暑さが強い時間帯に、最も長い登りが重ならない計画を考えます。早い出発は一つの方法ですが、睡眠を削ったり、慣れない暗い道を歩いたりしてまで時刻を前倒しする必要はありません。距離を短くする、日陰の多い別の道を選ぶという調整もできます。
休憩できる木陰や建物があるなら、その場所を行程へ組み込みます。ただし、地図の休憩マークが必ず日陰を意味するわけではありません。現地の写真や施設の案内を確認し、あてにできる場所を見極めましょう。
帽子はつばと固定のしやすさを見る
帽子は頭の上だけでなく、顔や耳、首をどこまで覆えるかを確かめます。広いつばは日差しを遮りやすい一方、風であおられやすいことがあります。あごひもなどの固定方法があり、視界や周囲の音を妨げない物を選びます。
首の後ろを覆う布を使う場合は、暑さがこもらないかを試します。汗で濡れた布が肌へ貼り付くと不快になることもあるため、通気や乾きやすさを確認してください。帽子をかぶっているから顔へ日差しが当たらないとは限らず、斜めからの光にも備えます。
風の強い場所で帽子が飛んだ時は、危険な斜面へ追いかけません。事前に落ちにくくしておくことは、日差し対策であると同時に、足元への注意を保つ準備でもあります。
肌は衣類と塗る対策を組み合わせる
薄手の長袖や長ズボンは、肌を覆いながら草や枝との接触も減らせます。暑い日は、ただ厚く覆うのではなく、風を通すゆとりや素材を考えます。生地の薄さや色だけで紫外線をどの程度防ぐかは決まらないので、表示がある場合は確認しましょう。
日焼け止めは肌に合う物を使い、製品に書かれた量や塗り直しの目安に従います。汗をかいた後やタオルで拭いた後は、朝の状態が続いていると思わないことが大切です。耳、首の後ろ、手の甲など、塗り忘れやすい部分を出発前に確認します。
塗り直す道具は、休憩で出せるポケットへ入れます。ザックの底にしまうと面倒になり、必要な時に使わなくなりがちです。同行者と一つを共有するなら肌の相性を確認し、子どもには年齢や製品の使用条件に合った方法を選びます。
目のまぶしさも軽く見ない
開けた道でまぶしさを我慢すると、目を細めたまま歩き、足元を見続けることが負担になります。紫外線への対応が明示されたサングラスを使い、ずれにくさや視界を確認します。レンズが暗ければ保護性能が高いというわけではありません。
樹林へ入った時に暗すぎて段差が見えにくくならないかも試します。着脱するなら、両手を使える安全な場所で行います。汗で滑る、曇る、帽子と干渉するなどの問題は、短い散歩で先に確認しておくと対処しやすくなります。
雪や明るい地面からの反射が強い場所では、上からの日差しだけでなく、周囲から届く光も考えます。帽子と眼鏡のどちらか一方に頼らず、自分が見やすい状態を整えましょう。
日差し対策と暑さ対策を分けて確認する
肌を守っていても、暑さによる負担がなくなるわけではありません。飲み物へ手が届く配置にし、休憩で残量と体調を見ます。日陰がないからと無理に先へ進まず、戻れるうちに行程を短くする判断も必要です。
頭痛、吐き気、めまい、普段と違う強い疲れがある時は歩行を中断し、涼しい場所へ移って体を冷やします。返事が普段と違う、自力で飲めないなどの異常があるときは、日本では119番へ救急を要請します。待つ間も体を冷やし、反応が悪い人に飲み物を無理に口へ入れないでください。対応は環境省の熱中症の応急処置で確認できます。
日傘は安全に使える幅のある平坦な場所では選択肢になりますが、両手を使う道や強風の尾根には向きません。一つの便利な道具でコース全体へ対応しようとせず、地形に合う方法を使い分けます。
帰宅後に日焼けした場所や、まぶしくて見づらかった区間を振り返ると、次の改善点が分かります。帽子のつばを変える、首を覆う、休憩を早めるなど、小さな調整で過ごしやすさは変わります。日差しを避けられる時間と場所を計画に入れることが、装備を増やす前にできる対策です。